2023.12.25 / Interview KIH

【狛江特集 その2】「狛江」ってどんな街?寮生オススメのお店でご飯を食べてみた。

前回の【狛江特集 その1】では「狛江インターナショナルハウス」建物内へ潜入取材を行った。

寮自体がオシャレで素晴らしいのは十分にわかった!

でも、街がイケてなかったら、寮の魅力も半減してしまう。どんな街に住むのかはそれほど重要なのだ。

前回の記事でも書いたが、筆者は10年以上前に狛江を訪れたことがある。しかし、全くと言っていいほど印象がない。例えば「上野の西郷隆盛像」「渋谷のモヤイ像」のような強烈なシンボルがあるわけでもなく、さらに「大阪と言ったらたこ焼き」「鹿児島と言えば芋焼酎」「長崎と言えばちゃんぽん」のような名物や名産のイメージもない。強いて言えば「わかりやすい特徴がないことが特徴」の街だ。

wikipediaで狛江市を検索してみたところ「日本で2番目に面積が小さい市として知られる」と書かれている。2番目かぁ、ちょっと惜しい。

しかし「狛江インターナショナルハウス」を案内してくれた寮生3人に狛江について訪ねたところ、悪くないどころか、この街をかなり気に入っている様子だ。年齢を重ねた人が落ち着いた街を気に入っているというのなら話はわかる。しかし、この3人は超若者。大丈夫?強がってない?

いったい狛江の魅力って何なの???

ということで3人に案内してもらい、外から見たらわからない狛江の魅力を教えてもらうため街を探索してみた。

隣にセブンイレブン!!

ただのコンビニではないですよ。日本のコンビニの王者セブンイレブンがすぐそこ!ここまで近いとセブンイレブンも寮の共用施設に思えてくるレベル。

だんごの美好

セブンイレブンの1〜2軒隣にある「だんごの美好」。目の前を通った時には数名ほどの行列ができており、ショーケースの中の商品はかなり少ない状態だった。

松本さん:だんごの美好はメチャクチャ人気のある店で、つくったそばから商品が売れちゃうんですよ。だんごはもちろんのこと、太巻きとかいなり寿司とかも美味しいですよ。

取材班:だからショーケースの中に商品があんまりなかったんだ!さっき争うように出来立ての太巻きが買われていくのを見ました。

松本さん:人気がありすぎて、朝並ばないと商品によってはその日つくれる分がすぐに売れちゃって手に入らなくなります。

行列必至の人気店もすぐそば。

自分で食べて良し。家族や友達へのお土産にも使えそうだ。

狛江駅前

体感的には徒歩1分くらいで駅前広場に到着

駅ビルは思いのほか立派だ。

駅ビル

ホームページを調べたところ駅ビルの中には「Odakyu OX」「しまむら」「Nojima」をはじめ、33店舗ものテナントが入っている。

おそらくセブンイレブンと駅ビルだけで大抵の用事は済ませられるだろう。

みずほ銀行 狛江支店

駅ビルと向かい合う位置にはみずほ銀行のビル。狛江インターナショナルハウスに住むことになったら、みずほ銀行で口座をつくると近くて大きいので何かと便利だろう。

道路に沿って歩いていると、めちゃくちゃ目を惹かれる看板に遭遇!

どう考えても手作りの看板だが、妙に目に飛び込んでくる。

道路沿いなので、通りには他にも看板があるが、目立つという点ではこの看板が圧勝。

OREG-A-YUTAKA

麻婆豆腐の看板のお店はここでした。オシャレな外観!

松本さん:ここは新しくできたお店なので、まだ行ったことはないんですよね。でも麻婆豆腐はめちゃくちゃ気になりますね。

取材班:私もここの麻婆豆腐めちゃくちゃ食べてみたいです!

なるほど。新しいお店だからまだ看板の制作が追いついていないのかもしれない。でも、あの看板のままでいてほしい。

ヘアサロン haku.

代官山にあってもおかしくないくらい洗練された佇まいのヘアサロン

北さん・清心さん:ここは私たちが髪を切ってもらっているお店なんです

たしかにここまで洗練されたヘアサロンが近所にあったら、わざわざ電車に乗って都心のオシャレ美容室に行く必要はないだろう。

イタリア料理店 pitatti(ピタッティ)

寮生3人がオススメだと連れてきてくれたのがこのお店。

見ての通りオシャレかつ落ち着きのある佇まい。

取材班:見た目からして絶対に美味しそうなお店ですね。

北さん:味が絶品なのはもちろんなのですが、このお店は狛江インターナショナルハウス寮生限定割引をしてくれたり、寮生が3人もここでバイトをしていたりと、うちの寮とつながりが深いお店なんです。

松本さん:今度、寮のイベントにも協力していただく予定です。

取材班:これまで様々な寮を取材してきましたが、寮と地元のお店がつながりを持っているというケースは始めてです。お店にとっても寮生にとっても良いつながりですよね。

みんなお腹も減ってきたので「pitatti」でランチを食べることに。

んめっっちゃ良い雰囲気!!

オシャレな外観の期待を裏切ることなく、素敵な雰囲気の店内。

隠れ家にいるような落ち着きがあって、外の街並みとはまた違った別空間に来たみたい。

厨房にはピザ窯。そしてその前でピザの生地を捏ねているのがオーナーシェフの髙野さん。

家族での食事にも良し、デートにも良し、友達と来ても良し、1人でカウンターで食事するのも気負わずにできそうだ。筆者の近所にもこういうお店があったら最高だと思う。

メニューも食欲をそそられるものばかり。

全部食べたい!全員で食べられるだけ注文した。

待つ時間もワクワクが止まらない。

まずはサラダ!

美しい!新鮮な野菜だけならではの瑞々しさと鮮やかさが目に眩しい!

下仁田ネギの一本焼き

ネギってこんなに良い香りがするんだ!そしてじっくり焼かれたことにより甘〜い!

マルゲリータ!!

具材がシンプルだからこそ、ごまかしの効かないマルゲリータ。これも絶対うまいやつー!!

窯焼きの香ばしさよ。イタリア万歳!

どれもこれも美味すぎて、テーブルに運ばれてきた瞬間、一斉に手が伸びる。

そしてみんな食べるのに夢中で黙々と料理を口へ運び続ける。

山盛りシラスのペペロンチーノ!

言うまでもなくパスタも美味。和の食材とも相性バッチリなのがイタリアンの良いところ。

ハニマスチキン!

ハニーマスタードの甘さと刺激がたまらない逸品。チキンもジューシー!

本場のカルボナーラ!

日本で一般的に知られているカルボナーラは卵の黄身+生クリームのソースだが、本場は生クリームを使わないそう。

パンナコッタ!

デザートはパンナコッタ!最初はカラメルの香ばしさ、次にほのかな甘み。「あれ、かなり甘さ控えめだな」と思ったら最後の後味で甘みと香りがドーンと広がる。どういう仕掛けなのかわからないけど、一口で3段階の味わいが楽しめる。甘いものが苦手な筆者も大感激の逸品。

最後はお店の前で記念撮影。

いやー、本当に(筆者の)家の近所にこのお店があってほしい。

狛江に住んでいる方や周辺エリアの方にはぜひ行っていただきたい名店!

大絶賛すぎてステマのようだが、pitattiさんからは1円も受け取っていない。

まとめ

狛江の街ぶら前半戦終了。

前半戦だけで、生活利便は十分、さらにおしゃれなお店やグルメもあることがわかった。

そして驚くことに、前半戦で紹介したスポットは全て「狛江インターナショナルハウス」から500m圏内!何もないようで、すごい便利な街なのかもしれない。後半戦へと続く!

【狛江特集 その3】「狛江」ってどんな街?駅の反対側(南口エリア)へと街ぶら。

へと続きます。

(文・田中文庫/写真・秋岡海平/編集・西泰宏)

※記事の学部学年・内容は2023年11月の取材当時のものです。

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